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過度な個人情報保護は本人に対して不利益を生む

個人情報の保護が叫ばれてから久しいが、最近では何か一つの連絡を取るにも個人情報の保護が壁となって連絡が取り辛くなって来ている。

先日も休日出勤をした時の事、会社の緊急の用件で、ある女性社員に連絡をしたかったが、個人情報の過剰な保護意識の表れなのか、連絡先が白紙となっていた。

この用件は彼女でしか分からない事であった為、どうしても緊急に連絡をする必要があった。

幸いにも別の上司が彼女の自宅の電話番号を知っていたので何とか連絡が取れたが、分からないままであったら、会社の信用問題に関わる所であった。

確かに個人情報の保護はある程度は必要になるであろうが、いくら保護をしたところで多かれ少なかれ漏れてしまうのである。

まして、自治会や会社組織など利害関係を等しくしている場合は、個人情報をある程度公開しておくべきであると思う。

どんな制度も一長一短があって完璧な制度など存在はしないが、相手を信用する事や、自分自身の個人情報を少しでもオープンにしておく事は、かえって自分自身の為にもなる事である。



Posted by atusamu at 2013年02月18日   23:06